人材育成マネジメントとは？重要性と実践ステップを徹底解説
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人材育成マネジメントとは、企業が従業員の人材育成をマネジメントし、従業員が業務に必要なスキルを計画的かつ効率的に向上させることです。適切なアドバイスやコーチングなどにより適切な育成を進めることで、企業の業績改善だけでなく、従業員のモチベーション向上も期待できます。
人材育成マネジメントを推進する場合は、管理職側で「目標およびスケジュール管理スキル」「コミュニケーションスキル」「コーチングスキル」などを身に付けておくことが必要です。部下を放置せず適切に導くためにも、こうしたマネジメントに関わるスキルを磨いておきましょう。
この記事では、人材育成マネジメントの概要や重要な理由、具体的に必要なスキルなどについて解説します。
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目次
人材育成マネジメントとは？
まず人材育成とは、従業員に対し「教育＋キャリア開発支援」を行うことです。従業員が業務で必要なスキルを身に付けることで、個人のキャリアが開発されていき、最終的な企業のビジョン達成や業績アップにもつながります。
そして人材育成マネジメントとは、上記の人材育成をスムーズに進められるよう、企業が従業員をマネジメントすることです。例えば「半年後の昇格試験に合格する」という目標を設定したとしましょう。「練習問題の添削」「合格に向けたアドバイス」といった形でサポートし、従業員が合格するためのマネジメントができれば、結果としてスキルアップを実現できます。
人材育成マネジメントが重要な理由
人材育成マネジメントが重要な理由は、主に以下の3つです。
- 従業員の成長によって企業の生産性向上につながる
- 従業員のモチベーションを高め企業への定着率アップが図れる
- 最終的な企業の業績アップを実現できる
従業員の成長によって企業の生産性向上につながる
人材育成によって従業員がスキルアップし、以下のような状態を実現できれば、企業全体の生産性向上につなげられます。
- 多くの人が目標の契約件数を到達して高い成果を残す
- ITツールを使いこなし業務効率化を意識して働けるようになる
- マネジメントスキルを活かして部下を適切に動かせるようになる
- 部署間でのスムーズなコミュニケーションを実現しプロジェクトが円滑に進む
スキルアップを達成する従業員の数が増えるほど、企業全体の業績にもよい影響を与えます。
従業員のモチベーションを高め企業への定着率アップが図れる
人材育成によってスキルアップし「自分ができる仕事」の範囲が広がれば、仕事へのモチベーションアップにつながります。例えば以下のようなイメージです。
- 新たな資格を取得し業務範囲が広がる
- マネジメント側を任されるようになる
- 新規事業の立ち上げのコアメンバーに抜擢される
従業員自身が「この職場なら能力をフルに発揮できる」と実感できれば、自然と仕事への意欲は向上するでしょう。
また、スキルアップを支援する環境が従業員の成長意欲を高め、エンゲージメントや定着率向上につながります。とくに人材不足で悩む企業にとって、従業員の定着率を高められるというのは大きな魅力です。
最終的な企業の業績アップを実現できる
人材育成が成功し、上記のような「従業員のスキルアップ」「優秀な人材の定着」「生産性の向上」などを実現できれば、最終的な企業の業績改善につなげられます。業績を改善し利益が増大すれば、「人材育成や職場環境の整備に投下できるコストが増える→従業員の満足度が高まる→仕事への意欲が向上する→さらに業績がアップする」という理想的なサイクルを作り出せるでしょう。
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人材育成マネジメントでは「マネジメント層への育成」も重要
従業員を正しくマネジメントし、スムーズな人材育成を実現させるには、管理職など「部下を実際に教育するマネジメント層の育成」も重要です。
人材育成においては、部下自身に行動させて、問題解決などさまざまな経験を積んでもらうことが必要になります。とはいえ、すべてを部下任せにすると「わからない部分を放置したまま進める」「見放されたように感じモチベーションが下がる」といった事態になりかねません。
マネジメント層が正しい人材育成のノウハウを身に付け、適切に部下をサポートできれば、効率的なスキル向上によって生産性や定着率が改善し、企業の成長を支えることができるでしょう。
人材育成マネジメントで求められるスキル
それでは、具体的に「人材育成マネジメント」で必要な6つのスキルについて解説します。
- 目標およびスケジュール管理スキル
- コミュニケーションスキル
- コーチングスキル
- ロジカルシンキングスキル
- フィードバックスキル
- フォロースキル
目標およびスケジュール管理スキル
従業員の目標および達成までに必要な計画を、適切に管理するスキルです。具体的には、以下のようなアクションを行います。
- 部下のスキルやキャリアを考慮し最適な目標を設定する
- 目標達成までの道筋を示す
- 目標までのギャップを埋めて達成に必要なアクションを洗い出す
- 部下のアクションを振り返り進捗に応じて計画を調節する
目標やスケジュールを管理することで、部下が取り組むべき方向性を逐一確認しながら、最短距離でゴールを達成できるようサポートできます。
コミュニケーションスキル
人材育成を行う際は、部下と綿密なコミュニケーションを取り信頼関係を構築することが重要です。信頼関係を構築することで、以下のようなテーマについて上司と部下ですり合わせやすくなり、スムーズに人材育成を促進できます。
- アクションプランに関する疑問点
- 目標設定に関する不安
- 今後のキャリアに関する相談
信頼関係が構築されていれば、上司のフィードバックも受け入れてもらいやすくなるでしょう。部下を育成するには、上司からのアドバイスを素直に受け入れてもらうことが重要になるため、コミュニケーションスキルを活かした信頼関係の構築は必須です。
コーチングスキル
部下の成長を促進するには、直接答えを教えるだけでなく、「部下自身に考えさせて自己解決のスキルを身に付けてもらう」ということが重要です。上司がコーチングスキルを活かし、「問題の改善点は何か？」「目標達成に向けたアクションは？」などを自発的に考えられるよう促すことで、こうした自己解決スキルは鍛えられます。
思考力を身に付けさせれば、今後の仕事で困難に直面しても、自力で解決策を見つけながら前へ進めるでしょう。部下自身が目標達成に向けて自走できれば、上司がマネジメントしなくても成果を出せるようになるため、チームおよび企業の業績アップにつながります。
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ロジカルシンキングスキル
ロジカルシンキングスキルは、人材育成において以下のようなシーンで役立ちます。
- 部下の目標を踏まえて論理的に納得できるアクションプランを設計する
- 部下の悩みの原因を探り最適なアドバイスを提示する
- 部下が想定通りのアクションを起こせなかった際に的確な解決策を提示する
論理的でわかりやすいアドバイスやアクションプランを提示できれば、部下からの信頼も得られます。また、部下自身も「何に・どれくらい取り組むべきか？」という点に迷わなくなるため、よりスムーズにアクションを起こしスキルアップを実現できるでしょう。フィードバックスキル
部下の成長を促すには、取り組んだアクションや成果に対する適切なフィードバックが必要です。論理的に納得できるフィードバックを提供することで、次回以降のアクションを正しく改善して目標達成に近付けます。
フィードバックの際は、以下の2点を意識的に使い分けることが大切です。
- ポジティブフィードバック：よいポイントを積極的に伝えてモチベーションを高める
- ネガティブフィードバック：改善点を指摘して次回のアクションを修正できるようサポートする
強い言葉で非難したり威圧的な態度を取ったりすると、部下が萎縮してアドバイスを素直に吸収できません。とくに改善点を伝えるネガティブフィードバックでは、部下が過剰に落ち込まないよう、言葉遣いや態度に十分注意しましょう。
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フォロースキル
人材育成を促進するには、「部下自身に考えさせる→アクションを起こす→改善させる」というサイクルを作り出すことが大切です。とはいえ、すべてを丸投げして放置するのではなく、以下のようなフォローを提供してサポートしましょう。
- アクションに関する疑問を解消する
- 部下の行動を公正に評価する
- キャリアに関するアドバイスを提供する
人材育成マネジメントで活用すべき方法
人材育成マネジメントを行う際は、以下の方法を活用しましょう。
- OFF-JTの実施
- OJTの実施
- メンター制度の導入
- eラーニングの活用
OFF-JTの実施
「OFF-JT」とは、社内外の研修や外部セミナーなどを通じ、ビジネスに必要なスキル・知識をインプットしてもらうことです。ロジカルシンキングやスケジュール管理、問題解決能力といった幅広いスキルを、プロ講師から体系的に順序立てて学べます。
OFF-JTは座学中心となるため、ただ単に受講しただけでは「具体的にビジネスでどのように活かすのか？」という部分までイメージしきれません。そのため「OFF-JTでスキルや知識をインプット→（後述の）OJTを通じ実践形式でアウトプット」という流れを作り、体に染み込ませることが大切です。
部下だけでなく、マネジメント層も管理職研修やコミュニケーション研修などを受講し、人材育成マネジメントで必要なスキルをインプットしましょう。
OJTの実施
OJTとは、実際の現場を通じて部下を育成する手法です。実践的な場で「OFF-JTで学んだスキルの応用方法」「トラブルへの柔軟な対処方法」などを体験させることで、よりスピーディーなレベルアップを促せます。
こちらもOFF-JTと同じく、マネジメント層にとっても、研修で学んだマネジメントスキルを実際の現場で活かして指導するよい機会となるでしょう。
とくにOJTでは、マンツーマンで部下を指導するケースも多いため、管理側のマネジメントスキルによって育成スピードが大きく変わります。そのため、質の高いトレーナーをOJTでアサインできるよう、「要件に沿った人員の選定」「マネジメント開始後のトレーナーへのフォロー」などを適切に行うことが大切です。
OJTにおけるトレーナーの重要性については、以下の記事で解説しています。
メンター制度の導入
「メンター」とは、若手社員や新入社員の 悩みや疑問、不安などの相談に乗ってアドバイスを行う役割のことです。メンター制度を導入し適切なフォローを行うことで、「相談者の メンタルケア」「企業の理念の浸透」などを行いつつ、育成目標の達成に向けて着実に前進できます。不安や悩みを気兼ねなく相談できるよう、メンターは他部署の先輩社員から選ぶことが一般的です。
また、メンター制度を導入することで、以下のように「相談する側とされる側 」両方の成長につながる点も魅力です。
- 相談する側 ：マンツーマンのサポートを通じ個別アドバイスをもらうことで成長スピードを早められる
- 相談される ：実践的な場で マネジメント経験が積める
とくに、メンターが相談者 にとってのロールモデルに近いほど、具体的なアクションを起こすモチベーションも高まります。そのため、企業はメンター制度を導入する際、なるべくロールモデルとなり得る人物をメンターに指名できるよう意識しましょう。
企業におけるロールモデルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
eラーニングの活用
「eラーニング」とは、インターネットをつないでパソコンやモバイル端末で人材育成に必要なスキルを学習することです。オンラインで受講できるため、場所や時間の制約を受けず、全従業員が同じクオリティの知識をインプットできます。eラーニングの中には、管理職向けのマネジメントスキルに関する教材もあるため、マネジメント層の学習にも役立ちます。
人材育成マネジメントの具体的な実施ステップ
人材育成マネジメントについては、上記の方法を活用しつつ、具体的に以下のステップで実施しましょう。
- 人材育成における現状の課題を洗い出す
- 人材育成の目標を設定する
- 人材育成計画を作成する
- 計画を共有して実行する
- 定期的にフィードバックを行いアクションを改善する
1.人材育成における現状の課題を洗い出す
最初に、自社の「人材育成における課題」を洗い出しましょう。以下のようなイメージです。
- 経営戦略から逆算した際、事業に必要なスキルを持つ人材が少ない
- 社内に理念やビジョンが浸透していない
- 仕事へのモチベーションが低い
- 能力に応じた最適な人員配置ができていない
現状の課題を洗い出しておくことで、次のステップで「課題を解消するためにどんな目標を立てるべきか？」という点を詳細に決められます。
2.人材育成の目標を設定する
自社の課題をもとに、以下のようなイメージで人材育成の目標を定めましょう。
- 自社が求めるスキルを身に付けてもらい最終的に利益率◯◯％アップを目指す
- 仕事を自発的に進めてもらえるよう育成し、従来より◯◯％の業務効率化を目指す
- 従業員のスキルアップをサポートすることで定着率を去年より◯◯％改善する
目標は数値で明確に設定することが大切です。定量目標を設定することで「目標達成までどのくらい差があるのか？」を判断し、ギャップを埋める最適なアクションを考えられます。
また、マネジメント側も「目標まで◯◯が足りないので××に取り組もう」というように、的確なアドバイスを提供しやすくなるため、部下との信頼構築につながります。
3.人材育成計画を作成する
設定した目標をもとに、人材育成計画を作成しましょう。「人材育成計画」とは、従業員の人材育成に必要なプロセスを具体的にまとめた計画のことです。人材育成計画を作成することで、自社が求める人材を効率的に育成できます。
また、身に付けるべきスキルと必要なアクションを明らかにすることで、部下のモチベーションアップも期待できるでしょう。
人材育成計画の基本的な作成手順は以下の通りです。
- STEP1 経営目標に沿った将来的に必要な人材像の確認
- STEP2 目標の設定
- STEP3 現状把握
- STEP4 必要なスキルの整理
- STEP5 教育手段の検討
- STEP6 人事部や経営側に確認
人材育成計画の詳細な作成手順やポイント、サンプルなどは以下の記事で解説しています。
4.計画を共有して実行する
作成した人材育成計画を部下と共有し、実行しましょう。「計画を作成した理由」「育成計画を通じて部下に身に付けてほしいスキルや知識」なども共有することで、アクションへ取り組むモチベーションがアップし、スムーズに育成を進められます。
5.定期的にフィードバックを行いアクションを改善する
計画の進捗状況やアクションへの取り組み度合いを定期的にチェックし、必要に応じたアドバイスの提供や計画修正などを実行しましょう。アクションに対する不安点や疑問、方向性に関するフィードバックを行い定期的に部下の方向性を調節することで、目標達成に向けて正しく努力できます。
アドバイスの際は、あまり答えを教えすぎず、あくまでも部下自身に考えさせて行動を促しましょう。自分で考える経験を積み重ねることで、自発的に改善を繰り返しながら、上司の指示を待たず仕事に取り組む習慣が身に付きます。
人材育成マネジメントを成功させるポイント
人材育成マネジメントを成功させるには、以下のポイントを押さえましょう。
- 人材育成の目的を明確に設定する
- 経営戦略や方針を踏まえ計画を作成する
- 現実的な計画を作成する
- 部下自身に考えさせる機会を多く作る
- 定期的に部下をフォローする
- 評価方法を明確化しておく
人材育成の目的を明確に設定する
必ず最初に、人材育成で達成したい目的を明確に設定しましょう。以下のような項目をもとに目的を定めることで、ゴール達成に必要なアクションを洗い出し最適な人材育成計画を作成できます。
- 従業員にどんなスキルを身に付けてほしいか？
- 従業員のスキルを高めて最終的にどんなビジョンを達成したいか？
- 企業のどのような課題を解決したいのか？
実際に目的を定める際は「企業の業績を◯◯％向上させる」というように、定量的な指標を用いると、ゴールまでの過程をより明確化できます。
経営戦略や方針を踏まえ計画を作成する
人材育成計画は、自社の経営戦略や方針に沿って作成しましょう。企業の方向性を基準に作成することで、自社に必要なスキルを持った人材を効果的に育成できます。
計画作成時は、以下のコツを意識しましょう。
- 企業に必要な理想の従業員像を明確化しておく
- 自社の成長に必要なスキルを具体的に洗い出しておく
- 自社の目的達成に向けて「どのスキルが・どのくらい不足しているか？」を把握する
現実的な計画を作成する
人材育成計画は従業員の成長を促すものであるため、現在の実力より多少背伸びした目標を設定することが大切です。
とはいえ、今のスキルでは到達できない無茶な育成計画を立てると、部下のモチベーションが湧かずアクションにも取り組めません。また、目標や計画のハードルが高いほど、上司に要求されるマネジメントスキルの難易度も上がります。とくに、マネジメント経験が浅い上司にいきなりハードな計画の管理を任せるのは、望ましい状態ではありません。
そのため、部下の現在のスキルや経験、キャリア志向などを踏まえ、着実にステップアップできる現実的な計画を作成しましょう。
部下自身に考えさせる機会を多く作る
人材育成では、「仕事のトラブルに遭遇した際に解決のヒントだけ与える」「業務の進め方でわからない部分についてはタスク管理の考え方をアドバイスする」というように、部下自身に考えさせる機会を多く作ることが大切です。自発的に解決策を考え、PDCAサイクルを回せるようになれば、これから仕事で大きな課題にぶつかっても、自力で原因を探り解決まで導けるようになります。
定期的に部下をフォローする
上記のように、育成は部下自身にアクションを起こさせることが大切です。ただし、決して部下を放置してよいわけではありません。あまり放任しすぎると、「疑問点を曖昧にしたまま解決せず進める」「目的意識を持てず漠然とアクションを起こす」といった事態になりかねません。
そのため、遠くから部下のアクションをチェックし、適度にアドバイスを行う意識が重要です。とくに、部下だけでは対処できない事態に陥りそうになったら、必要に応じて上司が対応してください。
評価方法を明確化しておく
従業員のモチベーションを高めるには、以下のように「評価に関する項目」を明確化することも大切です。
- どんなスキルを身に付けたら評価されるのか？
- 企業は従業員に対し、どのように貢献してくれることを期待しているか？
- 評価された際のインセンティブは？
企業の評価基準が明確であれば、部下は「評価を高めるために何をすべきか？」を踏まえ、次に取るべきアクションを適切に判断できます。
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まとめ
人材育成マネジメントとは、人材育成を促進できるよう企業が従業員をマネジメントすることです。従業員がスキルアップし、仕事において「できる範囲」が広がれば、企業の生産性は向上し最終的な業績アップも期待できます。
人材育成マネジメントを成功させるには、以下6つのスキルが必要です。
- 目標およびスケジュール管理スキル
- コミュニケーションスキル
- コーチングスキル
- ロジカルシンキングスキル
- フィードバックスキル
- フォロースキル
管理する側は、OJTやメンター制度といった方法も活用しながら上記のスキルを学び、部下の人材育成を促進しましょう。
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