2021年7月30日
株式会社ライトワークス
このたび、eラーニング用コンテンツとして提供している「ハラスメント対策シリーズ」に、追加教材として「ハラスメント事例集」の3教材を7月30日より提供開始することをお知らせします。
■教材開発の背景
近年、職場におけるパワーハラスメントやセクシュアルハラスメント等への対策や取組みは、企業にとって喫緊の課題と言える状況になっています。厚生労働省の調査によると、都道府県労働局等に設置した総合労働相談コーナーに寄せられる「いじめ・嫌がらせ」に関する相談件数は年々増加しており、2012年度に相談内容の中でトップとなって以降、現在においても増加傾向にあります。2019年度の相談内容では、「セクシュアルハラスメント」に関する相談が最も多く、次いで「妊娠・出産等に関するハラスメント」についての相談が多くなっています。
このような状況の中、2020年6月には「労働施策総合推進法」の改正法が施行され、企業側はハラスメントに対する防止措置が義務となり、ハラスメント防止の体制づくりが求められています。ハラスメントを考える際に重要なことは、ハラスメントを行った側に悪意がなかったとしても、ハラスメントを受けた側が不当であると感じたならば、その行為はハラスメントに該当する可能性があるという点です。今回開発した「ハラスメント事例集」は、各ハラスメントで裁判にまで発展した判例をベースとして教材化しており、具体的な事例を学ぶことによってハラスメントに関して理解を深め、受講者がハラスメントの加害者、あるいは被害者になることを防止します。
■「ハラスメント事例集」の概要
「ハラスメント対策シリーズ」は、最新の法改正に対応し、職場で発生する可能性のある各種ハラスメントの概要および関連法について知識を深め、誰もが安心して働ける職場環境を実現することを目的として開発しています。
ハラスメントのようにグレーゾーンが広いタイプのコンプライアンス対応は、法律上の指針を明確に理解したうえでグレーゾーンに対応できる組織づくりが肝要であり、グレーゾーンを理解するためには判例をベースとしたケーススタディが有効です。本教材では、実際の判例を見ながら、
・ハラスメントのさまざまな発生原因
・ハラスメントの加害者になった場合の法的リスクに関する知識
・ハラスメントの加害者あるいは被害者にならないための注意点
について、わかりやすく学習を深めることができます。
本教材の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.lightworks.co.jp/e-learning-cat/harassment
【セクシュアルハラスメント事例集】6事例
・ほんの少しのいたずら
・職場外での行為の代償
・宴席での無礼講
・管理職の処分の妥当性
・管理者のあいまいな対応
・相談窓口担当者の責務
【マタニティハラスメント事例集】3事例
・産休・育休後の解雇
・業務軽減に伴う降格
・相談しても何もしない上司
【パワーハラスメント事例集】6事例
・大声での叱責
・問題がある従業員への注意
・研修会での罰ゲーム
・遅刻やミスが多い社員への退職勧奨
・業務内容が格下げされる配置転換
・証拠のないパワハラ
学習画面サンプル
今後も当社は、様々な環境変化の下で行われる企業の教育や人材開発の現場を支え、企業の成長とより明るいミライの創造に貢献してまいります。
<LMS『CAREERSHIP』について>
大企業・グローバル企業の学習管理におけるニーズを網羅的に満たした機能を有し、戦略的な人材育成を可能にする統合型の学習管理プラットフォームです。
https://www.lightworks.co.jp/services/careership
<株式会社ライトワークスについて>
ライトワークスは、大企業を中心に、最新のICTや独自の教育手法を駆使した学習管理システム(LMS)、eラーニング教材、人材育成コンサルティング等を提供しています。これにより、組織と個人が呼応しながら健全な成長を図れる仕組みを構築し、企業内人材の開発・即戦力化、サービスレベルの向上をサポートします。
https://www.lightworks.co.jp/
※こちらのニュースは発表時点の内容です。ご覧いただく時期によっては料金・サービス内容を含めて変更が生じていることがございますので予めご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ライトワークス
ビジネスソリューション本部 広報担当:日向(ひうが)
TEL:03-5275-7032
FAX:03-5275-7035
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